MS発のSEOツール、IIS SEO Toolkit使ってみたよっ

Microsoft発のSEOツール使ってみたよっ 正式名称は、IIS Search Engine Optimization (SEO) Toolkitってーらしい。ただし、今のところ全文英語だっ

BingのSEOが、ちょっとだけ透けて見える!?

ダウンロード&インストール

ダウンロードとインストールはワンセットで、Web Platform Installerとゆうのを使ってやる。以前紹介したFastCGIの時に使用したものだよっ

で、場所はこちらから。

利点・欠点とか

で、先に利点や欠点を挙げておくとしよう。

どのウェブサーバーでも動く

どのウェブサーバーでも動くんだって。IIS用のツールキットだけど、IIS5〜7.5だけじゃなくて、Apacheなんかでも動かせるらしい。て書いてるけど、インストール先サーバーはIIS7.0以上じゃないと蹴られちゃうよ〜。

解説が丁寧(英語だけど)

SEOの各ポイントについて、わりと丁寧な解説が付いてる。例として、一つあげてみよう。
The <h1> tag is missing.というのの解説。

詳細:
An h1 tag is an indicator of what the page content is about. Search engine crawlers use the h1 tag, which is almost as important as the title tag, as a major component for determining page relevancy to given keyword(s). The h1 tag reinforces the core keyword(s) that are found in the title and meta name="description" tags, which improves page relevancy and search engine ranking.

(適当訳:h1タグにはページの内容の概要を書いてね。検索エンジンのクローラはh1タグをtitleタグと同レベルで重要と見なすんだ。そこのキーワードをページとの関連性を決定づける一番のコンポーネントと見なすんだ。h1タグはtitleタグやmeta name="description"タグにあるキーワードと連動させることで、ページの関連性や検索エンジンランキングを改善することができるよ!)

推奨:
Add an h1 tag to the body section of the page. The text in the h1 tag should include keywords that reflect the page content and must be between 25 and 150 characters long.

(適当訳:h1タグをbodyセクションに入れてね。h1タグ内のテキストにはページの内容を反映したキーワードを含めて、25〜150文字のテキストを書いてねっ)

他にざっと出してみた感じだと、こんなチェックがかかったよっ どうもHTMLの文法面まで細々と見てくれてるみたい。

  • The description is missing.(meta description書いてないよ〜)
  • The page contains multiple canonical formats.(違うURLで同じ内容見つけたよっ)
  • The page contains broken hyperlinks.(リンク先がございませんがな)
  • The page contains invalid markup.(マークアップ間違ってまっせ〜)
  • The img tag does not have an ALT attribute defined.(imgタグにalt指定しなはれ)
  • The link text is not relevant.(リンクのテキストが適切じゃないみたい)
  • The title is too long.(タイトル長すぎっ)
  • The URL for the hyperlink is broken.(URLが無い?)
  • The page contains multiple h1 tags.(複数のh1タグがあるよ〜)

あと、タイトルや画像の重複なんかも見つけてくれるのだわ。わりと優秀。

サイトマップファイルの作成・メンテナンスが簡単

サイトマップ用ファイルが簡単に作れる。Yahoo!Google、Bingなんかに噛ませる、サイトマップXMLファイルのことなんだけど、これが簡単に作成・メンテナンスできるんだー。

Robots.txtの作成・編集ができる

SEOにゃこれは欠かせない!とゆうことで、漏らさずRobots.txtGUIで簡易な感じのツールも付いてるよ!

日本語は正しく認識されない

ただ、難点はやはり日本語対応。UTF-8とかのUnicodeエンコードしか正しく認識されないんだー。で、文字コード正しく認識されないもんだから、タグが間違ってるよー、とか、関係の無いところでエラーが出ちゃうんだ。そこが難点かなぁ。

実際に使ってみる

じゃー実際につかってみようかー。

場所は、以下の二通りのどちらか。

  • スタートメニュー→すべてのプログラム→IIS 7.0 Extensions→Search Engine Optimization (SEO) Toolkit 1.0
  • スタートメニュー→コンピュータ→管理→サービスとアプリケーション→IISマネージャ→ホーム→管理→Search Engine Optimization

で、こんな画面出たかな〜。

上から順に、

  • Site Analysis(サイト分析)
  • Sitemaps and Sitemap Indexes(サイトマップ、サイトインデックス作成支援)
  • Robots Exclusion(Robots.txt編集)

サイト分析

まずはサイト分析から。これはローカルのサイトでも、ウェブ上に既にアップされてるサイトでもどこでもOK。「Create a new analysis」ってリンクをクリックしたら、以下のよーなダイアログが出るので、

上から順に、以下の通り入力。詳細設定は基本的に弄る必要無いけど、気分に応じて(!?)変更してねん。

  • 分析概要名
  • URL
  • その他詳細設定

で、OKして待ってると。こんな画面が表示される

後は、左側のアコーディオンのメニューをポチポチクリックしてみてね〜。わりと見るのは、「Violations」の「Pages with Most Violations」と「Content」の「Duplicationなんちゃら」じゃないかな〜。細かいところを言い出すと、「Performance」も見ておいたほうが良いかもしんない。

そうゆうの見ながら、実際のソースを修正していってねっ

以降は、「Create a new analysis」の隣の「View Existing Reports」ってので同じレポートを見に来れるよ〜。

サイトマップ、サイトインデックス作成支援

お次はサイトマップとか作成するツール。

まー何の芸も特になくて。見ての通りのダイアログに諸々情報を叩き込んだ後はOKするだけ。

そしたら、指定した名前でXMLファイルができてるよん。それをYahoo!とかGoogleとかに噛ませてやればいーよっ
あとは、Robots.txtに作ったサイトマップファイルを登録したりもできるんだー。

こいつは何故か絶対パスなので、登録するときに「http://localohost/」とかならないよーに、十分な注意が必要だ。

Robots.txt編集

で、最後に一番オマケぽい奴をいじくってみよー。まー、およその見当は付いてると思うけど、ダイアログでディレクトリやらファイルを選択して、allow, denyを設定するだけのツール。

でも、ダイアログでやるからミスは少なくなるね〜。

以上、レポでした〜。日本語対応したら、わりと使えるかも。

でわでわ。