トロン:レガシーとか見てきた(ネタバレ)

鳥さんですってば。トロン:レガシーです。

はいネタバレ全開で行きまつ。
でもストーリー中途半端にしか覚えてませんw

さてぶっちゃけ申し上げますと。

音響はデジタルな感じでトバしてて、映像もフルデジタル3Dでトバしてる。
ストーリーとか細かいことは気にすんな、ぃやっほう!
脳みそ空っぽにして、ど迫力のデジタル3D映像をただただ楽しめ!
っていう作品。

ただし、大型スクリーンで、良い音響の映画館でね。。
ちまこいシネコンとか最悪ですんで、よろくし。
つか観に行ったシアターの音響が、上の音域出てないし、下も出きってないし、音割れするし、もう最悪ですた。

BGMは全体通してチープなテクノが基本。
3Dのオブジェ類は光りまくってたけど、ディテールはわりといい加減。
映像は、初っぱなから3Dを意識した作り込みになってるので、奥行き十分生かして展開する感じ。
監督も若いし、まーこんなもんかな的な。

さて、ネタバレ入ります

ストーリーは、アメリカとしちゃ鉄板。

息子が消えた父親の消息をたどって、行った先はなんと、父親が作ったとんでもワールド。

そこで息子は良い彼女を見つけて、父親は置いてけぼり食らって息子と彼女だけすっぽり、とんでもワールドから脱出というストーリー。
主に間違ってない、たぶんw

で、とんでもワールドてのが電脳世界のはずなんだけれども。

これが矛盾ありまくりで。

実態はどうも電脳世界にそのまま転送されるらしい。
電脳世界でも、実態は実態として実在できるらしい。
仮想の人格(プログラムと呼ばれている)と一緒に、実態が共存できるらしい。
で、デジタル世界で自然発生した人格(ISO、アイソーって呼んでる(愛想ーつきそー))があるんだけどさ、そいつらもAIプログラムのはずだけど、こいつら現実世界に移動できるんだよね。どゆこと?

プログラムは破壊されると破壊された箇所が消滅するけど、
実態は実態なので血を流す。

んで、父親はほいほいと簡単に自分のコピー人格を作って「完璧な世界を作れ!」って命令するわけさ。

息子が飛び込んだのは、その完璧な世界を作ろうとして、父親コピーが独裁政治を敷いているところに入っちゃったのさ。

なぜ入っちゃったかというと、父親コピーがポケベル括弧藁を使って、現実世界に「息子よこっち来い!」ってやっちゃったのが原因。

でも、「こっち来い!」で呼んで来たのは良いんだけど、ろくに待ち伏せもせずに、うっかり知らない間にコロッセウムで殺しかけるだし。

そうそう、コロッセウム。あるんですよ。完璧な世界にしてるはずなのに。争い事も娯楽も必要ない充足された世界のはずなのに。プログラムがね、「いいぞもっとやれー!」ってやってるんですよ。プログラムが。

で、自分のIDとか刻まれててとっても重要なディスク括弧藁ってヤツを背中に常に付けとかないと怒られるんだけどさ、そのちょー重要なディスクをぶん投げて対決するのさ。CMとかで出てるヒュンヒュン飛んでるのってそれね。それで壊れたらどないすんねんホンマ(´д`;)

ラスボスもぽんぽん陣頭指揮取って出動するだし。初っぱなから主人公と対決するだし。全然重み無いだし。自分が出た試合で自分消えちゃったらどないするんでしょね。そこでストーリー終わり?(ぇ

で、ぶっちゃけ一番の謎が。この電脳世界の電源の供給源てどこ? 規模的にはGoogleのデータセンターレベルの電源とかサーバールームとか必要なわけなんですけれども。そんな電源が街角のゲーセンにあるわけもなく。
まー、街角のゲーセンがとんでもないデジタル世界につながってるとか、理想のかたちではあるけどねぇ。

ところで、トロンって要するに何なのよてところは、どーにも出てきてない気がする。

でわでわ。